あなたが最後に運動したのはいつですか?
多くの方が、学生時代の体育や部活が最後とお答えになるでしょう。
私自身、卒論に追われていたころは全く運動をしていませんでした。
実際に、厚生労働省の令和元年の調査によると、運動習慣のある男性は33.4%、女性は25.1%という低い水準であるというデータも示されています。(引用:厚生労働省「令和元年「国民健康・栄養調査」の結果」)
しかし、あえて言わせていただきます。
日本のサラリーマンは運動から離れすぎている!
運動は、あなたの人生のパートナーである身体に栄養を与え、育てる大切な習慣です。
この記事では、サラリーマンこそ運動するべき理由や、仕事で忙しい中でどのように運動を始めればよいのかを紹介します!
Contents
サラリーマンが運動すべき理由4選!
仕事のパフォーマンスが向上する
運動には、脳を活性化し若返らせる効果があります。
運動を行うことで血流が改善し、多くの酸素が脳に運ばれるようになります!
その結果、思考がクリアになって判断力が上がったり、集中力が向上するという恩恵を得ることができます!
また、程よく体を疲れさせることで眠りが深くなり、朝の目覚めもよくなるという効果があります!
私も運動を始めてから、始業から終業まで高いパフォーマンスを維持したまま仕事を進めることができています!
ストレス解消になる
イライラの原因となるストレスの原因の一部として、幸せホルモンのセロトニン不足があげられます。
このセロトニンは、歩行やダンスなど、リズミカルな運動によって分泌を促進することができます。
運動によって幸せホルモンのセロトニンが分泌され、心が落ち着いて爽やかな気分になります。
そのため、運動はストレス解消に効果があるといえます!
勉強の意欲がわく
運動することで、やる気ホルモンであるドーパミンが生成され、勉強する気が湧いてきます!
これは私の経験談なのですが、運動を始めてから資格勉強に興味が湧き、1年間に3つの資格を取得しました!
全く資格の勉強をしていなかった学生時代を考えると、ものすごい効果ではないでしょうか。
モテやすくなる
運動することの最大のメリットは、体形が美しくなることでモテやすくなることです!
以下のグラフは、恋活・婚活応援マガジンのラブシークのアンケート結果をもとに作成した、モテる男女のスタイルです!
男性も女性も、細めの体型が異性から求められていることがわかります!
テレビやYouTubeを見ているだけでは、当然体型は変化しませんし、モテる可能性も上がりません!
少しずつ運動を習慣化し、モテボディに近づきましょう!
筋トレしないことによるデメリットワースト3選!
運動をしないことで、上記で紹介した4つのメリットは当然得られなくなります。
それだけでなく、運動をしないことでデメリットも発生してしまいます!
以下では、運動をしないことによるデメリットの中でも、特にマイナスの大きなものを3つお伝えします。
うつ病などの精神疾患にかかりやすくなる
うつ病の原因として、ストレスで心を病んだり、幸せホルモンのセロトニン不足などがあげられます。
セロトニンは日光に当たることや運動を行うことで分泌されます。
しかし、仕事で会社にこもりっぱなしでは、日光にも当たらず身体も動かさないため、セロトニンが分泌されません。
つまり、会社と家の往復だけで、ほかに運動しない生活は、うつ病のリスクが極めて高いといえます!
うつ病になる未来を防ぐためには、仕事終わりの運動や、休日の朝散歩を習慣づけることが望ましいといえます!
生活習慣病にかかりやすくなり、死亡リスクが高まる
結論から言うと、日本では運動不足が原因で毎年5万人が死亡しています!
以下の図は、厚生労働省が公表している、日本人の死亡原因をグラフ化したものです。
運動不足が原因で生活習慣病を患い、その結果死亡してしまう…ということが、年間5万人に起こっています。
命あっての人生です。楽しくテレビやゲームを楽しむためにも、運動を習慣化すべきと言えるでしょう!
脳が委縮し、認知症にかかりやすくなる
米ボストン大学の追跡研究によると、40歳時に運動不足であると、その20年後に脳が早く委縮する傾向があることが示されています。
この研究結果から、早いうちに運動を習慣化することで、脳の萎縮を防ぐことができ、認知症のリスクも軽減できると考えられます!
また、運動を継続的に行うことで、頭のキレも向上します!
私自身、運動を始める前と後では、明確に仕事への集中力や情報処理能力が上昇したと断言できます。
ぜひ、今すぐ運動の習慣を身に着け、長い人生を健康に歩みましょう!
運動の始め方
運動のための時間の作り方
運動をすべき理由は分かったけど、仕事もあるから時間が取れない…
以前は私もそう考えており、仕事と運動の両立は不可能と考えていました。
しかし、仕事終わりに運動する時間は本当に無いのでしょうか?
テレビ、YouTube、ゲーム、ごろ寝…それらに使う時間のうち、5分ずつ削ってみてください!
そうすれば、20分を作り出せるはずです!この20分を運動の時間として使ってみてください!
運動の種類
運動には、大きく次の2種類があります。
- 有酸素運動(ジョギングやサイクリングなど、長時間継続して行える運動)
- 無酸素運動(筋トレや短距離走など、短時間に強い力を発揮する運動)
それではこれらの運動を、初心者の方がどのように始めればよいかを説明していきます!
どちらの方が優れている、という訳でもないので、まずは興味のある方にチャレンジしてみてください!
有酸素運動
有酸素運動に興味がある方は散歩から始めてみましょう!
歩きやすい靴を用意し、20分ほど家の周辺を歩いてみましょう!
スマホを触らず歩くことに集中すると、普段は気づかなかった店や景色など、新しい発見をすることができます!
歩くことに慣れてきたら、歩く速度を速めたり距離を長くしたりして、負荷を上げてみましょう!
無酸素運動
無酸素運動に興味がある方は、腕立て伏せから始めてみましょう!
一般的な腕立て伏せは次の動作を行います!
- 四つん這いの体勢から膝を伸ばし、腕で身体を支える
- 両手を胸の真横に置く
- 脇を閉めた状態で肘を曲げ、胸を床に近づける
- 脇を閉めた状態を維持しつつ、肘を伸ばし、1の状態に戻る
- 1-4を1回とし、これを10回行う
途中で腕が苦しくなったら、膝を床につくことで負荷を軽減できます。
腕立て伏せに慣れてきたら、次の記事でより負荷の大きい腕立て伏せを紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください!
まとめ
- 運動には脳の活性化やストレス発散など、様々なメリットがある
- 運動不足が続くと、うつ病や死亡リスクが高まる
- 運動を始めるには、散歩や腕立て伏せから始めてみるとよい
本記事は以上となります。
定期的に運動を行うことは、人生のパートナーである身体の健康を促進し、仕事や日常生活のパフォーマンス向上につながります!
この記事をきっかけに、運動を習慣にしていただけると幸いです!