一般的な労働時間である8時間の間、あなたは何時間ほど座っていますか?
実は、座る時間が長ければ長いほど、血流の流れが悪くなり、身体にとっては悪影響なんです!
座る時間は短いほうが良い、とはいっても仕事があるから座らざるを得ない…
そこで今回は、座りながらでも血流を改善できる脚トレを紹介します!
仕事しながらの脚トレで体への悪影響を抑え、健康な人生を楽しみましょう!
Contents
座りっぱなしによる悪影響
座りっぱなしはどのような悪影響があるのでしょう?
次の図は、世界各国の「1日に座る時間」をグラフ化したものです。こちらによると、日本人が一日に座る時間の平均は約7時間、活動時間の60%を占めています。
日本が世界で一番座っている国ということが分かったところで、本題に入りましょう。
オーストラリアの大学の研究結果によると、座る時間が長いほど死亡リスクが高まり、糖尿病や認知症の罹患率も高まるとのことです。
つまり、仕事中に座り続けることは、とんでもなく体に悪いんです!
椅子に座って真面目に仕事してるのに、体に悪影響を与えているなんて…と思われたかもしれません。
そうと分かれば、これから改善していきましょう!次に、どのような対策をとるべきかを伝えます!
座りっぱなしへの対策
座りっぱなしが体に悪影響を与える原因は、ズバリ血流が悪くなるからです。
つまり、座る時間が長くとも、きちんと全身に血液を行き渡らせることができれば、健康への悪影響を軽減できるというわけです。
血流を良くするには、人間の体で一番大きい脚の筋肉に刺激を与えることが効果的です。
脚の筋肉に刺激を与えるベストな方法は、次の運動になります。
歩く
正直、歩くことが一番のおすすめです笑
タイトルと違うじゃん!と思われるかもしれませんが、歩くことは脚の稼働率100%の運動なので、血流の改善にはもってこいなんです。
トイレに行くフリでもなんでもいいので、仕事中に席を立ってぶらぶらすることが、健康への近道と言えます!
ただ現実では、仕事場の雰囲気的に気軽に席を立てなかったり、歩くことで目立ちたくないなどの悩みがあるかもしれません。
そのような悩みの解決策となるのが、座りながらでもできる脚トレになります!
脚トレ
脚のトレーニング、略して脚トレです。
脚トレを行うことで、脚の筋肉への刺激を与え、血流を改善することが可能になります!
トレーニングと聞くと大変そうな印象がありますが、今回紹介するのは、仕事しながらできる、簡単かつ低負荷な脚トレです。
次の章では、具体的な脚トレを3つ紹介します!
座りながらの脚トレ3選
シーテッドカーフレイズ(回数:10回 時間間隔:1時間に1回)
シーテッドカーフレイズは、直訳で「座りながらふくらはぎを上げる」という意味です。
つまり、ふくらはぎの部分に重点的に刺激を与える運動になります。
- 浅めに椅子に座る
- 背筋をまっすぐ立て、両足をしっかり床につける
- かかとをゆっくりと限界まで上げる
- ふくらはぎの収縮をしっかりと感じ、かかとをゆっくりと下ろす
- 3,4の動作を1回とし、これを10回行う
シーテッドカーフレイズのフォームで重要なポイントは、3の「ふくらはぎの収縮をしっかりと感じる」という部分です!
かかと上げる時は、限界まで上げてふくらはぎを刺激していきましょう。
ふくらはぎプッシュ(回数:片側10回 時間間隔:1時間に1回)
- 椅子に座り、背筋を立てる
- 右足のふくらはぎが、左足のすねに当たるように、軽く足を組む姿勢をとる
- 右足のふくらはぎを左足すねに押し当て、上下に動かす
- 脚を反対にし、同様の動きを繰り返す
ふくらはぎは血液がたまりやすい部位なので、ふくらはぎを押してマッサージしてあげることが重要です!
ボールアダクション(回数:10回 時間間隔:1時間に1回)(太ももに挟むモノが必要)
本来はボールを使うのですが、代わりにスマホでも本でも挟めそうなものなら何でも大丈夫です!
こちらのトレーニングでは、主に太ももに刺激を与えることができます!
- 椅子に座り、背筋を立てる
- つま先の向きと、膝の向きをそろえる
- 膝でボールを挟む
- 両足の太ももでボールを押しつぶし、太ももの収縮を感じる
- 3秒ほど太ももで押しつぶす状態を維持する
- 太ももの力を抜き、3の状態に戻る
- 3-6の動作を1回とし、これを10回行う
動きは地味ですが、力を入れた状態を維持することで、筋肉に刺激を与えることができます!
筋肉に刺激を与えることで、血流の改善を行うことができます!
まとめ
- 座りっぱなしは血流を悪化させるため、とんでもなく体に悪い!
- 血流を改善するには、定期的に歩いたり、脚トレを行うとよい!
今回の記事は以上となります!
今回紹介した方法を試してみて、一番向いている方法を取り入れてみてください!
健康を維持するため、座りっぱなしを回避していきましょう!