胸の筋肉に刺激が入るような腕立て伏せをしたのに、なぜか肩の筋肉の方が疲れている…。
筋トレ経験者の誰しもが、狙った部位にうまく刺激を与えられなかったという経験があるはずです。
狙った筋肉に刺激を与えられない原因は、その筋肉を「動かせていない」ことが原因です。
「動かせていない」筋肉を目覚めさせ、刺激を与えるには「スクイーズ」を行うべきです。
今回は、狙った筋肉に刺激を与えられない原因と、部位ごとのスクイーズを紹介していきます!
Contents
なぜ狙った筋肉に負荷がかからないのか?
結論から言うと、「狙った筋肉を動かせていないから」です。
私たちは無意識に「動かしやすい筋肉」を使って生活しており、使わずに済む筋肉はサボらせるようにしています。
例えば胸のトレーニングをした場合でも、肩の筋肉が強い人は無意識に肩の筋肉に頼ってしまい、胸の筋肉をサボらせてしまいます。
どれだけ激しい筋トレをしても、狙った部位に効かせられなければ効果は薄くなってしまいます。
そこでオススメなのが、筋トレ前にあらかじめ狙った部位を動かす「スクイーズ」という運動です。
狙った部位に力を籠める感覚を掴むスクイーズは、あなたの筋トレ効果をさらに高めてくれるはずです。
- 狙った部位に負荷がかからないのは、その筋肉を動かせてないから
- 眠った筋肉を動かすためには、筋トレ前の「スクイーズ」がオススメ
- スクイーズを行うことで、筋トレ効果が格段に高くなる
筋トレ前に負荷をかける「スクイーズ」とは?
スクイーズとは、日本語で「握る」「絞る」といった意味を持つ英単語です。
言葉の通り、スクイーズは筋肉を凝縮させるような動きを指します。
筋トレを行う前に、筋肉をつけたい部位に対してスクイーズを行うことで、その筋肉に力を籠める感覚を掴みやすくなります。
例えば、胸の筋トレを行う前に、胸の筋肉に力が入るスクイーズを行うという感じです。
狙った筋肉に対してより集中した負荷をかけやすくなるスクイーズによって、あなたの筋トレの質は格段に向上します。
僕自身、筋トレ前にスクイーズを始めてから、筋肉の疲労度が以前とは比べ物にならないほど高まりました。
つまり、スクイーズを行うことでより筋肉に「効かせる」ことができるという訳です。
- スクイーズは筋肉を凝縮させるような動き
- 筋トレ前にスクイーズを行うことで、狙った筋肉に力を籠める感覚をつかめる
- スクイーズで狙った筋肉に刺激を集中できるので、筋トレ効果が格段に高くなる
部位ごとのスクイーズを説明
肩のスクイーズ:ブラッドフォードプレス
- 2.3を5回繰り返す
- 両腕を前に移動させるときは、両手を内側にねじる
- 腕を左右に開きすぎたり、閉じすぎたりすると肩に効かせられない
- 全力で3秒ねじり続ける!
胸のスクイーズ:パームプレス
- 2.3を5回繰り返す
- 手の高さを変えることで、胸の上部や下部により効かせることができる
- 肩に力が入らないように、肩をすくめないようにする
- 全力で3秒押し続ける!
腕のスクイーズ:スピネイトカール
- 2.3を5回繰り返す
- 肩に力が逃げないように、肩は下げて力を抜いて行う
- 全力で3秒ひねり曲げ続ける!
腹のスクイーズ:チェアレッグリフト
- 1,2を5回繰り返す
- お腹に力を入れながら、太ももを近づける要領で行う
- 全力で3秒お腹に力を入れ続ける!
背中のスクイーズ:バックエクステンション
- 1,2を5回繰り返す
- 仰向けの状態から、お尻を限界まで上げる
- 全力で3秒反り続ける!
脚のスクイーズ:ヒップエクステンション
- 1.2.3を5回繰り返す
- 2.の時はお尻を、3.の時は太ももの筋肉を意識することで、より刺激を与えることができる
- 全力で3秒押し続ける!
まとめ
- 狙った筋肉に刺激を与えるには、筋トレ前のスクイーズが有効
- スクイーズは筋トレの質を格段に高める
- 1回1回のスクイーズに全力で取り組むことで、より筋肉の収縮を感じることができる
今回の記事は以上となります。
筋トレ前にスクイーズを行い、筋トレの質を高めていきましょう!